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クォンティフェロンTB−2G
人が結核菌に感染すると、体内のT細胞がその情報を記憶して再び結核菌あるいは結核菌と同様な抗原が体内に侵入した時に、INF−γという物質を産生します。 クォンティフェロンTB−2Gは、その性質を利用してヘパリン加血液に刺激抗原を添加し、一晩培養してから翌日IFN−γの定量分析を行い、IFN−γ産生の有無によって感染しているか診断する検査です。 この検査の特徴は、ツベルクリン反応検査で再診の必要があったものが、BCGの影響を受けないので正確な判定が可能であり、再診の必要がなく受診者に負担の少ない検査です。 |
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結果判定の留意事項(メーカー文献より)
1. 本検査結果が陽性となった場合であっても、被験者の病歴やその他情報に基づいて、医 師による総合的な判断を行うこと。 非結核性抗酸菌のM.Kansasii、M.Marinum、M.Szulgai等にもESAT-6及びCFP-10は存 在し、らい菌M.LepraeにもESAT-6及びCFP−10の類似抗原が存在するため、結核菌以 外の感染である場合がある。 注)結核と非結核性抗酸菌との鑑別をするには、分離培養法、PCR法等により、菌の同定 を行うこと。 2. 測定されたIFN-γ値は、感染の程度、免疫応答レベル、活動性の指数を示唆するもので はない。 3. 以下に示すような疾患、治療を受けている患者、及び特殊な被験者については注意する こと。 1)免疫抑制状態にあることが予想される患者 @HIV感染、AIDS、臓器移植により免疫抑制されている者 A糖尿病、ケイ肺症、慢性腎不全、血液病(白血病、悪性リンパ腫等)、その他特定の悪 性腫瘍(頭部癌、頚部癌、肺癌等)により免疫系低下の可能性がある症例 B免疫抑制剤(コルチコステロイド、メトトレキサート、アザチオプリン、化学療法等)によ り、免疫抑制されている者 →免疫抑制状態により、本検査結果が偽陰性を示す可能性がある。 2)特殊な被験者 @12歳以下の症例 A現在、薬剤を投薬されている者 B妊娠している者 C過去において結核に感染し、治療を行った者 →使用経験が少なく、有用性が確認されていない。 3)その他 本検査で、陽性となった場合は結核または潜在性結核感染を示唆するが、判定保留や陰 性となった場合は結核または潜在性結核感染を否定するものではない。また、高齢者な ど免疫系低下の可能性のある者については、他の臨床結果と合わせて総合的に診断す ること。 @活動性結核において、リンパ球の反応性が低下し検査時期によって陰性又は判定保 留になる場合があるので、注意すること。 A結核感染後の初期においては、陽転化せず陰性又は判定保留になる場合がある。 結核菌中の一部を刺激抗原としており、結核感染患者の約10%は検出されない可能性 がある。 |
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検査概要及び注意点
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| 依頼コードNo |
6594 |
| 項目名 |
クォンティフェロンTB-2G(QFTB-2G) |
| 検査方法 |
ELISA法 |
| 容器 |
ヘパリン容器(B−6) |
| 採取方法 |
全血5.0mlを採血後、穏やかに数回転倒混和する |
| 保存方法 |
室温(22℃±5℃) |
| 所要日数 |
7日〜12日 |
| 実施料/判断料 |
結核菌特異蛋白刺激性遊離インターフェロン−γ測定 420点
免疫学的検査判断料 144点(月1回) |
| 結果判定 |
陰性(0.1IU/ml未満) 陽性(0.35IU/ml以上) 判定保留(0.1IU/ml〜0.35ml未満) 判定不可 |
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